Tuesday, September 29, 2009

30年振りの剣岳へ



 9月(9/19〜21)の連休に剣岳へ、ずいぶん久しぶりです。30年振りでしょうか?
メンバーはTさん、Aさん、そして僕の3人。
日程は9月19日(土):夜中の2時頃マイカーで出発、富山駅まで、駅前に駐車し富山駅からは室堂直通バスに乗り換え室堂バスターミナル10時5分着。雷鳥沢⇒剣御前⇒剣山荘泊。9月20日(日):剣山荘⇒一服剣⇒前剣⇒剣岳⇒前剣⇒一服剣⇒剣山荘⇒剣御前小屋泊。9月21日(月):剣御前小屋⇒別山⇒富士ノ折立⇒大汝山⇒雄山⇒一ノ越山荘⇒室堂バスターミナル⇒富山駅⇒マイカーで帰宅。
僕の持ち物:30Lザック、雨具(カッパ、折畳み傘)、スパッツ、ヘッドランプ、ガスストーブ、ソフトシェル、Tシャツ、ロングT、フリースベスト、替え靴下、ニット帽、ファーストエイドキット、その他。
行動食:水(500mlペットボトル×3)、チョコピー、オールレーズン、キットカット、ぬれおかき。



 9月19日(土):午前2時過ぎ、マイカーにて出発。名神、北陸自動車道にて富山駅まで(午前6時着)。富山駅から室堂直通バス(7時45分発)に乗換、室堂バスターミナル10時15分着。道中の弥陀が原は紅葉が見頃で、予期していなかったので二度うれしい感じでした(そういうと紅葉の時季ですよね)。久しぶりの室堂はかわっている所や変わっていないところも、アルペンルートの観光客に混じってみくりが池を経由し雷鳥沢キャンプ場を越え、いよいよ雷鳥沢の登りです。Aさんは近年高山病になりやすく雷鳥沢をノ登り始めしばらくすると体調不良に、特にバスで一気に2,300m(室堂)まで登るため高度順応が出来にくいようです。この日は登りはここだけで剣御前まで登れば後は下りです。

 紅葉の中を登ります。



 剣御前に着くと剣岳がのぞめます。しばらく休んだ後、この日の宿「剣山荘」まで下ります。
 剣山荘は新築されたのかキレイで、驚くことに水洗トイレです。食堂には剣岳点の記の映画関係者の宿で監督や出演者のサイン色紙が飾ってありました。布団は新素材の布団で快適です。部屋は対面で2段ベット形式で一つの段に10枚(?)の布団が敷け、布団2枚に3人の状態で基本的にはそれ以上は泊めない(予約は取らない)ようです。メンバー3人でゆっくり寝ることが出来ました。食事はワンプレーとに冷凍の海老フライ、ハンバーグ等でした。食事で言えば昨年の「奥穂高山荘」の食事が思い出されます。あんな狭いところでチャンと調理した料理で昨年のメニューは「豚の生姜焼き」で本当においしかったことを思い出さない訳にはいきません。
剣山荘は2,450mですがAさんは不調で、食事を少し取ったのですが直ぐに戻してしまいました。水分も取るのですが直ぐに戻してしまいます。明日は剣岳アタックですが当日の体調次第です。



 9月20日:この日も好天に恵まれました。Aさんは食べたものをすべて戻してしまい相変わらず体調は不良ですが登れるところまでということで出発しました。霜柱がある中を一服剣、前剣、いくつかの鎖場を経て登りの最大の難所「カニのタテバイ」へ、ここは渋滞でちょうど大中止を取りながら待ちます。Aさんは止まると立っていてもウトウトと眠そうです。高山病の症状の一つのようです。



 無事、カニのタテバイを通過しいよいよ頂上へ!



 頂上は多くの人で賑わっています。30年前はこんな混雑は無かったように思いますが、Aさんも少し食べれるようになりチョコピーやキットカットを少し、少しでも食べないとお腹は空っぽ状態なので、くつろいでいると「アレはヤリヶ岳ですか?」と質問する人が、見ると外国の方です。「I think so」と答えるつもりが「私もそうだと思う」と変な日本語でした。「私たちは昨年、登りました」と彼は「今年二回登りました」「えっー!二回も!」と驚くと「ここに登るトレーニングとして二回登りました」とのこと、日本語も上手で、そして登山にと、この前向きさを見習わなくては!!と思ってしまいます。そして、ボチボチ下りです。



悲しい出来事が、下りの難所「カニのヨコバイ」が登りの難所と一緒で渋滞中、前後の人と何とはなしに話しながら待っていました。そして、我々の先頭から3人前の人が「カニのヨコバイ」の取り付きで足を滑らせ滑落する事故が起こってしまいました。私たちは一瞬のことで言葉を失ってしまった状態でした。このとき後ろの方から駆け下りて来たのがヘルメット姿の「クライマー」の方でした。彼らは滑落した現場(下の方)に駆けつける人、手足のすくんでいるこれからカニのヨコバイを通過する人に手足の運びを指導する人、警察(救助隊?)に通報する人と自主的に行動しておられました。その時、現場近くにいた我々は彼らの行動が無かったらどうなっていたかと思っています。我々は彼らのおかげで無事下山することが出来ました。荷物を預けていた剣山荘で水の補給(剣御前は山の上で水が無いため)、トイレをお借りしこの日の宿「剣御前小屋」まで登りです。剣沢のキャンプ場を経由して登るコースを、懐かしの剣沢のキャンプ場は水場が変わっていましたが(30年前はキャンプしました)賑わっていました。そして、雪渓がずいぶん小さいのを感じました。




そして、その日の宿「剣御前小屋」に着いたのは午後5時でした。ここでも布団2枚に3人とのことでしたが結果的には布団一つに一人でゆっくりと寝ることが出来ました(予約の方が来なかったため)。同室の方は東京から見えた元気な年金族で明日の私たちも彼らのように元気に楽しまなくては!と感じずにはいられませんでした。剣岳の夕焼け、富山市の町の灯りも見える天気で満点の星を見上げていると人工衛星、流れ星も見ることが出来ました。

 9月21日:この日は剣岳ビューを満喫しながらの立山縦走です。別山から見る剣岳はすばらしく、「剣岳は他の山とは何か違う!」と感じます。剣岳ビューを堪能した後は雷鳥沢の紅葉を眺めながら縦走です。今回の最高峰「大汝山3,015m」ではAさんもやっと高度に順応したのか「カップ麺を食べる」と食欲がでてきました。その後、雄山で「立山神社」に参拝し、後は室堂まで紅葉を楽しみながらの下りです。




 


 






 室堂からバスで富山駅前へ、駅前の居酒屋さんで晩ご飯の後、マイカーで帰宅、12時半頃、無事帰宅しました。
 今回は念願の、というか30年まえに登った「剣岳」をまた登ることができ、これが最後かな、本当に感激です。いつもながら「Tさん」の豪快な笑顔には助けられました。ありがとうございました。
 次は何処へ?いきましょうか?
 好天に恵まれた3日間、剣岳、立山を満喫することが出来ました。仲間たちに乾杯!

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